jiro 早朝の霧幻峡。心配していた空模様は安定し、気温も少し下がった涼やかな朝を迎えました。
川霧こそ見られませんでしたが、風も穏やかでカヤックには理想的なコンディションです。
ご参加いただいたのは、昭和村からお越しのTさんと、福岡県から妹さんと小学2年生・6年生のお子さま、そして福島市からKさん親子の計6名。
弟くんは車から降りるなり元気いっぱい。お兄ちゃんは少し控えめな様子でしたが、いざカヤックに乗ると、前席で力強くパドルを動かし、お兄ちゃんと弟君それぞれがお母さんやTさんと息を合わせて進んでいきます。
Kさん親子は序盤から安定感のある漕ぎぶりで、アドバイスを受けるとさらに直進性が増し、自由にカヤックを操っておられました。
今回の参加は、福島駅で手に取った「つなぐ奥会津 2025夏号」に掲載された写真をご覧になったことがきっかけ。誌面の一枚が、この日をつなぐご縁となりました。
ツアー中は、静かな川面をそれぞれのペースで進みながら、途中で「霧幻峡の渡し・和船」とすれ違い、通過する只見線に手を振る場面も。後半は太陽も顔を出し、カヤックの浮遊感と水辺の静けさを味わいながら、思い思いの時間を過ごされました。
「次は紅葉の時期に来たい」といううれしい言葉とともに、皆さま笑顔でツアーを終えられました。
ご参加ありがとうございました。またのご来訪を心よりお待ちしております。
